第108回浜商OBOGまつり、この卒業生たちの祭典は1世紀を越え、途切れることなく、多くの先輩たちから引継がれてきました。本当に浜商という学校の伝統の不思議さを感じずには入れません。
30年前に私たちが、悩み、苦しみ、笑い、泣き、喜び、過ごしたこの我心ヶ丘の地、「誠実・勤勉・敬愛」の校訓の下、培った浜商魂は、血となり今も私たちの心の奥底に染み込んでいます。
私たちは、ここで人として生きていくことの術を学びました。
若松のごとく生き生きした日々の青春の映像を顧みるとき、いつもあるものは、厳しく指導してくださった先生や先輩、本音でぶつかりあった仲間たち、そして後輩たちの姿であり、50歳という年齢をむかえる今でも、これこらが、私たちの心の力になり「生きる」勇気を与えてくれます。
そしてこれからも与え続けてくれるでしょう。
今30年の時を超え仲間たちが集い、第107回の先輩たちから引継いだ浜商OB・OGまつりに取組出しました。
涯しなく続いてゆく歴史の中で、時代は違っても「私たちは、浜商を卒業した仲間である!」ということを永遠のものにしてゆきたい。
こんな願いのもと出たテーマが
~若松我等~ つなげ我心の絆
です。
浜商で過ごした仲間たちと先輩たちの「元気ですか!」の呼びかけに「元気ですよ!」と私たちが引継、そして後輩達に浜商の心をつないでゆきます。
第108回OB・OGまつり実行委員長 平山忠弘